文化社会学部

北欧学科

先輩・卒業生からのメッセージ

文化社会学部北欧学科を目指す皆さまに向けて、先輩・卒業生からのメッセージです。彼ら、彼女らの具体的な想いや経験談を聞いて、これからの大学生活を思い描くヒントにしてみてください。

染谷 結世
4年次在籍
染谷 結世さん

夢中になれるものを見つけることができる

北欧は自分の好きなものが詰まっている地域だとずっと感じていたため、東海大学の北欧学科なら専門的に深く学べると思い入学しました。

学科では北欧好きな多くの仲間から刺激をもらえますし、授業ではさまざまな観点から北欧を学ぶことができます。授業とかかわる映画を鑑賞したり、北欧各国の駐日大使の講演を聴いたりする機会もありました。先生方も現地での体験談の紹介や書籍の情報提供を積極的に行ってくださるので、自分で深く学ぶための環境が整っていると思います。さらに、「現地研修」の授業や大学の留学制度などで実際に北欧へ行く機会も用意されています。また、「国際フェア」というイベントでは、北欧からの留学生たちと交流しながら展示などの準備をする中で、学科で学んだ知識を生かすこともできます。私自身も「国際フェア」でスウェーデン出身の友人に出会い、お互いの家を訪問するほど仲良くなりました。これをきっかけにスウェーデンへ長期留学する意志が固まり、言語の勉強にさらに力を注ぐようになりました。

北欧に少しでも興味があるなら、この学科で自分が夢中になれるものを見つけることができると思います。ぜひ、仲間に加わってください。

「北欧」を専門的に扱うという学科の珍しさ

私は以前から外国の言語や文化に興味があり、大学ではそういう分野について学びたいと思っていました。その中で「北欧について専門的に学べる」という言葉に魅了され北欧学科に入学しました。入学後はスウェーデン語を中心にさまざまな分野の講義を受講する中で、北欧の社会や文化について多くの知識を身に付けてきました。

以前は日本を中心に物事を見てしまうことが多かったのですが、北欧に関する知識が増えていく中で異なる視点から物事を考えられるようになり、その意味では私自身の視野も大きく広がったように感じています。講義では北欧の人々や、北欧で暮らす日本人の話を聞く機会もありますが、現地の声を生で聞くことは新鮮な経験であり、学ぶべきことも多くあります。また、毎年実施される現地研修では、講義で学んだ「北欧」を自分の目と肌で体験することもできます。新型コロナウイルス感染症の影響で、私自身は現地研修には参加できていませんが、いつか現地の雰囲気を感じてみたいと思っています。

東海大学の北欧学科ではインプットとアウトプットの機会がバランスよく設けられており、学習環境は非常に充実していると思います。3年次からはゼミナールも始まり、それまでの講義で学んだことを土台に「北欧」についてより専門的に学ぶことができます。日本ではあまりよく知られていない「北欧」ですので、学習していく中で新しい発見がたくさんあります。ぜひ北欧学科に入学して、私たちと一緒に新しい発見をしていきましょう。

3年次在籍
戸田 康生さん
川口 紗侑里
株式会社中島屋ホテルズ
川口 紗侑里さん

2019年度卒業

学んでいくうちに北欧の魅力に気づき、のめり込むように勉強するようになりました。

高校生の頃は北欧のことをあまりよく知らなかったのですが、入学してからノルウェー語を中心にさまざまな分野について学んでいくうちに北欧の魅力に気づき、のめり込むように勉強するようになりました。自分が興味をもった分野から次第に視野を広げ、そして周りの友人たちとの交流も増えるにつれ、より一層大学生活が楽しくなりました。さらに、北欧からの留学生たちと交流する中で、「北欧に行ってみたい!」という気持ちが強くなり、夏に行われる「現地研修」の授業に参加することを決めました。 

研修では約2週間をかけてノルウェーとデンマークを巡り、現地でしか味わえない経験ができました。この研修の中で一番興味をもつようになったのはデザインでした。街並みもそうですが、大学やデザイン博物館などを訪れるうちに、デザインというものはこんなにも多種多様なものなのかと驚きました。ただ、ノルウェー語や英語をうまく話すことができず後悔が残りました。そのため、研修に参加した後にはノルウェー語の学習にもっと力を入れよと思うようになり、日々勉強に取り組みました。就職先はホテルですが、北欧学科で学んだことを今後どのように生かしていけるのか楽しみにしています。